うつ症状と漢方治療 - 漢方相談  漢方薬あい花 KANPO aika

うつ症状と漢方治療

うつ症状は漢方薬で改善できる可能性があります、お悩みの方は一度ご相談を。

 67d5ac4735870dddc216c754e088aba8_s.jpg

うつ症状とは

誰でも気分の浮き沈みはあります。

悲しんだり、喜んだり、喜怒哀楽があるのが普通です。

しかしいつまでも落ち込んだ状態が続いてしまうと日常生活に支障をきたすこともあります。

こんな症状続いてませんか?

「気が滅入る」「気分が落ち込む」「憂鬱」「悲しい」「むなしい」「希望が持てない」

「会社にいくのがおっくう」

「人と会いたくない」

「朝がツライ、なにもしたくない」

さらに、体重減少、夜眠れない、食欲の変化、思考力の低下等。

このような症状があるようでしたら「うつ」の傾向があるかもしれません。

さらに「うつ」は男性よりも女性の方が発症しやすいと言われております。統計的には男性の2倍女性の方が「うつ」になりやすいです。

これは女性ホルモンの影響と言われております。

自律神経と内分泌系は、脳の視床下部から指示を受けており、どちらかが乱れるともう片方にも影響すると言われております。

 

「うつ」の原因は何か?

大きく分けると環境要因と個体要因があります。

●環境要因:近親者配偶者の死亡、結婚、離婚、別居、家族の病気、妊娠、出産、リストラ、退職、転職、経済的ひっ迫、長時間労働等。

●個体要因:几帳面、勤勉、強い責任感、他人への配慮、秩序へのこだわり(メランコリー親和型)

       凝り性、几帳面、責任感の強さ(下田の執着気質)

       その他には挫折経験が少ない、他人のお願いを断れない、理想が高い、生真面目、杓子定規、はめをはずせない、努力家・・・

上記の様な要素が「うつ」の発症に関係しております。

つまり「うつ」を起こしやすい性格がベースにあり、何らかの環境の変化(ストレス)が引き金で発症するものと考えられます。

 

「うつ」の中医学から見た原因は何か?

中医学では「うつ症状」の事を「鬱証」と言います。

「鬱証」の原因は現代医学と一緒で「精神的ストレス」と「体質素因」です。

主に「肝」(自律神経)の病態とされております。

ストレスにより「肝」の機能が乱れ、「心」(精神状態)に影響を与え、心身の様々な症状を引き起こすと考えられます。

そして「鬱証」が長引くと「脾」(消化器系統)や「腎」(内分泌系統)にも悪い影響を与えます。

 

中医学による改善方法は?

基本的には「肝」の気の流れ(自律神経の機能)を整えながら脳へ「血」(栄養分)を供給する方剤を服用します。

処方では、「柴胡」等の気の流れを調整する生薬と「当帰」「芍薬」といった「血」を補う生薬を組み合わせた方剤を服用します。

消化器症状があれば「人参」や「白朮」等の消化器を整える方剤を加えます。

症状が長引き不安感や不眠等の精神面「心」の症状が進んだ場合は、「酸棗仁」「竜眼肉」等の精神を安定させる生薬が入った方剤を服用します。

 

うつ症状の根本的原因は精神面にありますので、精神的カウンセリングを受けながら漢方薬の服用で諸々の症状を緩和するのがベターな改善策だと思われます。

うつ症状には波があり、一進一退を繰り返しながら徐々に回復に向かっていきます。

うつ症状の改善には無理をせず焦らずに臨みましょう。

 

 

抗うつ薬と漢方薬の併用による副作用は?

病院で処方される抗うつ薬と漢方薬の併用による副作用の報告はありません。

逆に抗うつ薬の副作用の胃腸障害等が漢方薬によって緩和されることもあります。